賢治のふるさとイーハトーブ。宮沢賢治記念館に行ってきた
誰しも教科書とかで一度は読んだことがあるであろう『銀河鉄道の夜』や『注文の多い料理店』の作者、宮沢賢治。その賢治の故郷である岩手県花巻市にある宮沢賢治記念館に行ってきました。
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アクセス
最寄駅はJR新花巻駅。駅からバスで5分、徒歩だと20分ほど。決して歩けないほどの距離ではない。
新花巻駅からは宮沢賢治記念館以外に周辺に観光スポットが見当たらない。移動の足がないと色々観光するには難しいかもしれません。
記念館までの道のり
350段の階段。敷地内は緑も多く熊にも出会えるらしい。記念館からイーハトーブ館の間を循環バスが回っている。
上からの景色。
展示内容
入館料は350円。
展示内容は宮沢賢治の生い立ちからの年表。本人作の絵画、鉱石などのコレクション。直筆の原稿用紙の精巧なレプリカなど。
その他に童話のアニメや『銀河鉄道の夜』の星座がプラネタリウム風に展示されていて、子供でも楽しめそう。
宮沢賢治の作品はメルヘンチックなので、育った環境もそういったふわっとしたものなのかと思っておりましたが、東北の厳しい環境の中で飢饉等で苦しむ農民を間近で見つつ。妹も若くして亡くなり、本人も病魔に犯される。
宮沢賢治に抱いていたイメージがだいぶ変わりました。
レストラン山猫軒
記念館の近くのお食事処。注文の多い料理店に登場するレストランと同じ名前の『レストラン山猫軒』。お土産売り場もありました。
だそうです。
鹿踊りそば。鹿肉のチャーシューが入っています。鹿肉を初めて食べましたが、食感は牛肉に近く独特の生臭さが少々あるような感じでしょうか。そばも含めて特別おいしいとは思わなかったかな。
ポラン広場
記念館の駐車場から階段を下っていくと、ポラン広場に出る。
広場には日時計花壇があり、宮沢賢治が設計したものを再現したものとのことで、文字盤の数字部分に花が使われています。
宮沢賢治イーハトーブ館
入館料無料。
中は喫茶店と売店、ちょっとした展示が行えるスペースが設けられている。
売店には宮沢賢治に関する数多くの文献が販売されていた。好きな人にはたまらないかもしれない。
作者のバックボーンを知ることでより違った視点で作品を読めるような気がしてきました。改めて宮沢賢治を読んでみようと思う旅でした。
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