面白山高原って名前どおり面白いの?ということで行ってきました
山形にある面白山高原はあの松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入蝉の声」の句が詠われたことで有名な山寺のある山寺駅の隣、面白山高原駅にある。
秋の行楽シーズンや、冬のスキーシーズンになると賑わいを見せる面白山高原。といっても普段通過する際に誰も乗ってこないし、誰も降りない駅。物寂しい印象しかもっていなかったのですが、面白山という名前に惹かれてこの度、紅葉狩りに出掛けてみました。
駅
駅からの景色。
面白山高原駅まではJR仙山線で山形駅から約30分、仙台駅から約1時間。
面白山高原駅についてみて、驚いたことに駅のホームで電車を待っていた人が20、30人ほど。この駅にこんなに人がいたのはじめて見ました。
トレッキングに来たというような装いの人たちが、仙台行きの電車が来るのを待っているようでした。
駅は無人駅で、駅舎はコスモスをイメージして作られたのだとか。
コスモスベルク
面白山高原駅から10~15分ほどの道のり。
あたりは一面の紅葉。
コスモスの丘という意味の『コスモスベルク』。5ヘクタールに100万本が咲き乱れるそうですが、私が行ったときはシーズンがすでに過ぎてしまっていたようで、なんともさびしい様子でした。
紅葉川渓谷
コスモスベルクとは駅をはさんで反対側の紅葉川渓谷へ。
渓谷へ降りていきます。
結構なスリルを味わえます。
渓谷へ降りてすぐの『藤花の滝』。
大人一人がやっと通れるぐらいの自然道を歩いていきます。
落ち葉の色合いが美しい。
まだまだ渓谷の半分にも達していませんが、足元はただのスニーカーで、空模様もなんとなく怪しいので、これ以上は戻るのが大変だろうというところで引き返しました。
絶景とちょっとしたスリルが味わえる面白山高原。存分に自然の魅力を感じることができ、名前に違わぬ体験ができたかと思います。自然を堪能しながらトレッキングしたいという方は是非。
次くるときはコスモスが満開のところをぜひ拝見したい。