【展示終了】松浦翼 展

9月21日から9月28日までギャラリー椿GT2にて開催いたしました松浦翼展は無事に終了いたしました。 この展示をもって私の2013年の展示予定は終了となる見込みです。

お越しいただいた皆様へ

この度は会場にお立ち寄りいただき、誠にありがとうございます。新たな多くのご縁に大変感謝しております。頂戴しましたご意見、ご感想を振り返りながら、今後の制作の糧としてまいります。
制作や表現方法、発表の形などをまだまだ模索しながら、自分なりの日本画の世界を築いていきたいと思っております。
搬入出を手伝ってくださった皆様へ

ご協力には感謝が尽きません。時間が限られている中で作業を済ませてしまわなくてはならないことと、展示作業中はレイアウトに悩んだりすることもありますので、誰かに意見を聞きながら進られるのはありがたいことです。
またこれからもお世話になる機会があるかと思います。その際は何卒よろしくお願いします。
ご意見、ご感想について

土曜日に始まり、土曜日に終了するという少し変則的な会期でしたが、土曜日が2回あるということで、平日はお仕事をされているというお客様にはお越しいただきやすかったのではないでしょうか。 たいへん多くの方にご来場いただきました。

また、9月というと台風の多い季節ですが、ちょうど台風と台風の合間にうまく入り込んでくれたこともあり、混乱もありませんでした。

ギャラリー椿においては、私の知る限り日本画を展示することは珍しく、そのため前回もそうでしたが、見に来ていただく方に受け入れてもらえるのだろうかという緊張感を常に持っておりました。
結局、日本画であるか、そうでないかということは私個人の気にしている問題であって、見に来ていただいている方々には、それほど気にすることでもなかったのかもしれませんが。

作品の額縁に興味を持っていただけることが多く、自作で作っているということで、お話しするきっかけになったりと、おもしろがっていただけてうれしいです。
自分の手で作っているため、既製品のように完璧な寸法できっちり作ることはできませんが、精度を高めつつ、手作りの程よい風合いを出していければと思っています。

今年は2回の個展を行いました。もともと作業スピードの早いほうではないので、急げ急げと手を動かしていたように思います。
個展という明確な目標を持って、制作をするという充実した日々でありましたが、少し立ち止まり、作品についてや絵を描くことについてより深いところから想いや言葉を引っ張り出すことが未消化だったのではないかと思います。
しばらくはこの期間で得たフィードバックを整理して、少し時間をかけて表現を考え直し、次につなげていきたいです。
次に皆様の前に作品を披露するときは、また次のステップを披露できればという思いです。