日本画家 松浦翼のブログ 『日本画つー』

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温泉に来たついでに寄れる美術館、仙台万華鏡美術館

仙台万華鏡美術館

子供のころ自由研究などでサランラップの芯などを使い作ったりしたことはないだろうか。

筒の中に鏡をはり、先端部分にビーズなどのオブジェクトを入れることで、 筒をくるくる回すとさまざまな模様をみることができる万華鏡。

その万華鏡を取り扱っている世界初の美術館、仙台万華鏡美術館。

仙台万華鏡美術館





場所

仙台万華鏡美術館

杜の都仙台の奥座敷と称される秋保温泉のちょうど入口あたりにあり、赤い屋根の洋風の建物。

自然に囲まれた立地で、私のような出不精の人間には行こうとするには少しばかりの気合が必要だが、温泉に行くついでにサクッと見ることができ、ちょうど良い。

美術館

仙台万華鏡美術館

1Fがミュージアムショップ、2Fでは万華鏡に触れて覗くことができる展示室、3Fが辻輝子ギャラリーとなっている。

入館料は一般で900円。公式ホームページに割引券があるので利用すると10%割引になる。その他に、秋保温泉の各宿泊施設に万華鏡美術館の割引券が置いてある。

展示内容

仙台万華鏡美術館

仙台万華鏡美術館

見るだけではなく、覗きこんで動かして鑑賞することができる。万華鏡の種類もオーソドックスな筒状のものから、複雑で凝った作りのもの、大掛かりなものまで。

仙台万華鏡美術館

万華鏡の中のオブジェクト自体にもビーズだけではなく植物や貝殻、ぬいぐるみなんて使われていたりします。 デザインや作りも様々でバリエーション豊かな万華鏡がたくさん展示されています。

また、万華鏡が発明されてから、現在に至るまでの歴史も作品と共に知ることができる。

仙台万華鏡美術館

仙台万華鏡美術館

決して大きい美術館ではありませんが、ひとつひとつの万華鏡を覗いていると、かなりの時間がかかり、ボリュームがあるように感じます。

2度と同じ模様になることのない、万華鏡の刹那の美しさを存分に体験することができました。

ミュージアムショップにビーズを入れるだけで手軽に万華鏡を作ることができるキットが販売されている他、要予約の手作り教室も開催されています。

●   ●   ●

なんだが万華鏡をのぞいていると、現実を忘れてしまいそうだ。

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中の人:松浦翼

山形にある美大、東北芸術工科大学を修了後、関東・東北地方を中心に活動する日本画家。

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