【展示終了】松浦 翼展
この度1月10日から1月19日まで開催いたしました「松浦 翼展」が終了しました。
終わって只々ほっとしています。
お越しいただきました皆様、誠にありがとうございました。
1月に終わった展示の話を3月の今更ですが、記録として残しておきます。
仙台にて4度目の個展は時間がない
2年に一度開催させてもらっている個展もこの度4回目です。
前回終わったときは、次はオリンピックのある年かぁ、と感慨に浸っておりましたが、いざ展示が近ずくと、そんな悠長なものではありませんでした。
とにかく制作活動に裂ける時間がなく、これはまずい、厳しいかもしれないという思いがありました。
毎回、個展前は時間がないない言っているのですが、今回は平日に作業時間が捻出できず、週末にすこしだけといった状態。
去年の夏頃に杜間道さんに作品を用意するのは厳しいかもしれないと弱音を漏らしておりました。
「ここで途切れるより、継続することが大事。過去作も混ぜて開催しましょう。」と仰っていただき、
例年ですと8、9割が新作だったのですが、今回は半分ぐらいが新作という落としどころで、開催にこぎつけた次第です。
ますます時間がない
やらなければならないことはまだまだ残っている。にもかかわらず展示の近づく12月に熱を出して、作業ができる週末が潰れてしまいました。
ポートフォリオは今回は用意できませんでした。データを作る時間も印刷する時間もなく諦めました。
叶うなら広報活動で様々なところに送付、ギャラリー近辺のアート関連施設に配布、 母校の東北芸術工科大学にも送るなどしたかったのですが、余裕なし。今回は諦めました。
まさに片手落ちの状態です。
幸いに
年末年始休みが例年よりも長めだったことでだいぶ準備を進めることができました。
この長期間の休みがなければ、差し箱の準備や梱包作業が間に合っていませんでした。
ギリギリの滑り込みです。
のんびりした年末年始を過ごしたいものです。
ありがとうございました
広報活動が中途半端でしたが、毎回見に来て下さる方に2年ぶりにお会いすることができたり、たまたま寄ってみたという方々と新しい出会いもありました。
実家(東京)の両親が初めて仙台の個展に足を運んでくれました。近年東京では展示をしてませんでしたから、久しぶりに絵を見てもらったと思います。
親戚にも初めて展示に来てもらい、賑やかに過ごすことができました。
そういった意味では良かったのかもしれない。
お越しいただいた方々、展示に向けてサポートしてくれた家族、展示をまとめてくれた杜間道さんには感謝しかありません。
平和が一番
今となってはですが、私が展示をした1月中旬はまだ新型コロナウィルスについて、世間的に危機感が広がっていない時期でしたので、普通に開催していました。
ギャラリー隣の仙台メディアテークもいつも通りの活況でした。
まさか今こんな騒動になるとは、だれも思っていなかったでしょうに。
もし自分の展示がこの騒動とぶつかっていたら、どうなっていたのだろうという怖さがあります。
アートを作る側も見る側も心の平穏があってこそだと、しみじみ思います。