花笠音頭『目出度目出度の若松様よ』の若松寺に行ってきた
山形の花笠音頭の歌詞に出てくる『若松様』とは、天童市にある鈴立山若松寺(通称“若松観音”)のことで、全国的にもかなり有名なところ。6年間山形に在住していたにもかかわらず、まったく知りませんでした。
アクセス
天童市街から車で東に15分ほど。山奥にあり、徒歩ではほぼ無理(2時間ぐらいトレッキングするつもりなら別)。特定の時期にはシャトルバスが運行しているようですが、通常はありません。マイカーかタクシーを調達するしかありません。
パワースポット
「西の出雲、東の若松」と呼ばれるほど、霊験あらたかなところ。縁結びの寺として有名で、全国から良縁を求めて女性たちが殺到する場所。
特に住職に握手してもらうと翌年には結婚しました。なんて話もあるものだから、住職も大変ですよねぇ。
開山から1300年以上あり、最上三十三観音の一番札所。
最上三十三観音とは、最上・村山地方に観音様を祀るお寺が33箇所あり、それらをお参りすることでご利益が得られるというものです。重要文化財を2点安置している。ちなみに二番札所は山寺。
樹齢千年の開山杉。
「めでためでたの若松様」の碑。
この神秘的な札所にかつて車などがなく道も舗装されてなかったような時代に、参拝者は長い道のりをやっとの思いでのぼり参拝していたのかと思うと感慨深い。
私も画業において良縁があることを切に願わざるを得ない。
おみやげに縁福風鈴
『縁福風鈴(えんぷくふうりん) 』をお土産に買って帰りました。開山1300年を記念して鋳造された山形鋳物で若松寺オリジナル。
7月に天童を訪れた際に町中に風鈴が吊るしてあり、売っているならほしいと思い、市街の売店などを見て回りましたが、どこにもありませんでしたが、この若松寺の販売所で手に入れることができました。
色は赤、青、黄があり、価格は1000円。購入したのは赤の風鈴。金属の風鈴の音色って、いぃ音が出ます。