若返りたい人は必見!?「若返り」の本山 慈恩寺に行ってきた
観光地としても有名で悪縁切りで信仰を集める「山寺(宝珠山立石寺)」、全国から女性殺到の縁結びでご利益大の「鈴立山若松寺」、そして今回行ってきたのが美人、若返り信仰の「本山慈恩寺」。
若返り信仰というものがあったこと自体初めて知りましたが、この山形県内三つのお寺のことを出羽三名刹と言い、三寺のパワースポットを巡る出羽三名刹巡りがアツいのです。
貴重な文化財が多数
山形県寒河江市の田園地帯の中にあり、参道を登っていきます。
細い生活道路を抜けた先にある山門、 山形県指定文化財。
国指定重要文化財のご本堂。
山形県指定文化財、三重塔。
その他の建物や仏像も国や県、市の重要文化財に認定されています。
なかでも十二神将像、弥勒菩薩像など国指定重要文化財となっていて、秘仏として普段は公開されていません。運良く秘仏御開帳の機会があれば、拝見してみたいものです。
そして、これらの貴重な仏像の保管について、どうやら東北芸術工科大学の保存修復研究センターも一枚噛んでいるみたいです。
本堂と薬師堂は拝観料500円。ですが今日は舞楽開催のため入れず。残念。
慈恩寺舞楽
この日は年1回の法会「一切経会(いっさいきょうえ)」が行われ、境内の舞台で伝統の「慈恩寺舞楽」が披露、奉納されました。
1200年の伝承を持つ国指定重要無形民俗文化財で、仏教の全てのお経を供養し、天下太平を祈願する行事です。笛と太鼓の音に合わせて、八つの演目が披露されます。
このお寺最大のイベントごとということで、様々な出店も設営されていて、大変賑やかでした。
慈恩寺のシンボル的な桜で、非常に珍しい菊咲き品種の稚児桜。なんと一輪に300枚以上の花弁を持ちます。ちなみにこれも天然記念物。
大変ありがたいものを拝みましたので、これで若返りのご利益を頂いたのだと勝手に思っています。
いや~、若くありたいものです。